もう本当に勘弁してほしい。映画館でのマナーの話

みなさま、こんにちは!

今日の記事はちょっとモヤっとするかもしれません。

いきなりですが、わたしが一番好きな作家さんは辻村深月さんです。

本のおすすめ第一弾も辻村さんの著書でした。

そんな辻村さんが大のドラえもん好きであることはファンの中では有名な話です。

著書「凍りのくじら」には数々のドラえもんの秘密道具が登場します。

マンガ全巻・映画DVDすべてを取り揃え、イラストカットを見るだけで「コミック何巻の表紙だ」とわかるくらいドラえもん好きの辻村さん。

そしてわたしも、辻村さんには遠く及ばないまでもドラえもんが大好きです。

 

そんな辻村さんが、今年の映画ドラえもんの脚本を手がけたというニュースが入ってきたときは思わず涙でした!!

いつかこんな日が来るはずと願っていたことが実現した…!!!

辻村さんの脚本で動くドラえもんはどんな表情をするんだろう。

どんな冒険をわたしたちに見せてくれるんだろう。

 

ドキドキしながら、さっそくレディースデーにおひとりさまで観に行ってきました。

それがこちら

映画ドラえもん のび太の月面探査記 です。

 

なにかおかしいぞ

土日は家族連れがたくさんいると思ったので、比較的人のいない平日レイトショーを選びました。

辻村さん脚本のドラえもん…大好きなふたつの世界のコラボレーション。

これは集中して、じっくりとその世界を堪能したい。

席を予約したときは、わたし含め7人しか席を取っていなかったのでさぞ良質な空間で観られるのだろうと疑いませんでした。

そして実際映画館に行くと、列にわたしひとり!後ろの方で、ど真ん中!さいっこう!!

優雅に映画前に流れる広告を観ていると、わたしの後ろになんの組み合わせか、大人3人と子ども1人の4人グループが入ってきました。

しかも大人は全員女性。同じくらいの年代に見えました。

友達グループで、一人子連れといったところでしょうか。

まあ特に気にせず上映予定の映画CMを観ていました。

すると

 

えっ・・・ちょっ・・・

 

うるさくない?

 

しかもしゃべってんの、大人。子どもが発したの「はーい」だけ。

個人的に、企業の広告はともかく映画情報が流れだしたらもう静かにしててほしいんだけど、まあ本編始まる前だしな…と自分をなだめ、本編を待つ。

ビックリしたのがこれ。

映画が始まる前、飲食物の持ち込み禁止とか、前の席をけらないでとか注意事項が流れますよね?

その一部で、この注意文が表示されたとき。

よし、これ流れたからには静かになるよな。

今までべらべらしゃべってたおしゃべりもストップして、あ、もう映画始まるから静かにしなきゃって空気になるよな。

次の瞬間

おおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!!

 

「NO NOISE」って文字を眼前に、ようしゃべれんなあ!!!

なにがスキップじゃ!!!!

「NO NOISE」のプレートがあったら迷いなく後ろにかざしますわ。

でもそんなもん持ってなかったので、仕方なくぐっとがまん。

いや、本編が本当に始まったら静かになるでしょ、さすがに。

 

いよいよ本編スタート!!

 

ついに待ちに待った本編スタート!

もうドキドキが止まらない!!!

辻村さんを好きになったあの日…

辻村さんがインタビューで語っていたドラえもん愛…

そして好きだからこそ、制作側として作品に携わることが怖かったという…

その気持ちはすごくわかる。でも…藤子不二雄先生が亡くなった後、いろいろなクリエイターさんが受け継いで次に繋げてきたバトンをつながなければ、という思いで脚本を引き受けてくれたそうだ。

辻村さんの葛藤…愛…

いろいろなことを考えて

クレジットに大きく辻村さんの名前が映された瞬間、涙腺崩壊(早い笑)

この時代に生まれて良かったなあ、と壮大なことまで考えてしまった。

そしてその涙も乾かぬ間に

後ろから聞こえてくる彼女らの声…

 

もうね、ヒソヒソじゃないんです。ふつうの声量。2人ならともかく、4人で話してますからそのくらい声張らないとみんなが聞こえない~と思ったのかな?

話さなくていいからね。

さりげなく後ろを振り返ってアピールしようとするも全然こっち見てない。

そして本編が始まってからもやむことのないおしゃべりの大合唱。

 

うううううう

 

うるっせええええ・・・・

 

1分と黙っていられない様子でピーチクパーチクいらんことばっかよう話すなあ。

もう、ぜんっぜん映画に集中できないので、本当はいけないことと知りつつ席を移動することにした。

といっても、列まで移動するとなると他のお客さんに迷惑かもしれないから、同じ列の一番左端に移動した。

 

すると驚愕の会話が耳に飛び込んできた!!!

 

はあああああああーーーーーー????

えっ、はああああいいいいい??!?!?!

 

やっちゃいけないことしてるのはどう見たってあ・な・た・た・ちでしょうが?!?!

わたしにわざわざ聞こえるように声張ってるのか、もともとそのくらいのボリュームで喋ってたのか知らんけど

この距離でしっかりくっきり聞こえるボリューム!

絶対、わたし以外のほかのお客さん、もっと言ったら会場全体に聞こえてたと思う。

 

信じられない

 

笑うシーンで笑うのは全然かまわない。子どもが「ドラえもんかわいい」とか「こわーい」とかいうのもかまわない。

 

でも、関係ない話でいっつまでもギャーギャー騒ぐのはさすがにダメでしょ。

大人なんだから。

 

そのあとも、ひたすらおしゃべりは続き・・・

とうとう最後までおさまることはありませんでした。

 

映画の内容はさすがの辻村さんですごく良かったんだけど、正直5分の1くらいしか頭に入ってこなかった。

感動シーンでも、このシーンに浸りたい!って気持ちより、「ここで絶対しゃべんないでね。おっ、しゃべんない?いややっぱしゃべるかーーーうっせーー」っていうハラハライライラに気持ちがもっていかれちゃって、浸れず。

 

ずっと観る日を楽しみしていた映画だったのに、本当に悲しかった。

 

こういうのってみなさんどうします??

直接注意するのはどうしてもできなかった…。今度からしようかな。でも聞いてくれるのかな。

言った結果なんにも変らなかったらさらにイライラしそう。

かと言ってスタッフの人呼びに行ったら、その時間は戻ってこない。大事なシーンを見逃してしまうかもしれないし、大事じゃなくても1分1秒しっかり目に焼き付けたい。

 

いろいろ考えてなにも行動しなかった結果…すっごいストレスを溜め込んで帰ることになった。

恨みがましく、せめて4人をじっと睨んでみたものの

まったく効果なし。

最後までおしゃべり…ってか、なにその感想??(怒)(悲)

 

最後まで嫌な思いさせてくれるよなぁと怒りと悲しみでいっぱいになっていたんだけど、

ある光景を見て別の感情も沸き立った。

それは、彼女たちの真後ろの席に座っていた高校生(に見えた)の女の子2人組のこんな会話。

その子たちは、最後までおしゃべりパレードの4人組の後ろをピッタリつくような格好で歩いてきた。

そして

4人(と言っても、子どもはほとんどしゃべってなかったけど)のマナー違反について…。

 

この子たちは上映中は大人を責めたい気持ちを我慢して静かに黙って映画を観てた。

方や、後ろにも前にも自分たちの声を不快に思っている人がいると知ってか知らずか大声で話し続ける大人。

 

別の感情とは、罪悪感…。

わたしはあなたたちより少しだけ大人だから、できることがあったかもしれないのになにもできなくてごめん…。

自分の無力さにも悲しくなりました。

そんでトボトボ家に帰ったら思いっきり卵焼き床に落とすし。

 

辻村さん脚本のドラえもん映画を観て、スペシャルハッピーデーになるはずだったのに、なんてこった!!

ほんと、映画館のマナーは守ってほしい!

暇つぶしだか子どもの付き添いで来たのか知らんけど、強い思い入れを持って、楽しみに観に来てる人もいるんだよ。

高校生の言うとおり、しゃべりながら観たいなら家で観てください!!

そしてわたしも、こういうときちゃんと注意できる大人になるぞ!!!

 

…とは言いつつこの時代、注意して逆切れとかよく聞きます。

やっぱり怖い気持ちもあるので、こういうのはどうですかね。

座席に付いているこのボタンを必要なとき押すと、スタッフさんが来て注意してくれるの。

TOHOシネマズさん、導入ぜひよろしくお願いします・・・・・。

 

なんか本当もやっとしちゃったからもう一度観に行こうかな…それも悔しいけど。

 

今日のおすすめはこれしかありません!

小説版 映画ドラえもん のび太の月面探査機/辻村深月

わたしもまだ注文して手元に届いてないのだけど、ネットで13ページまで立ち読みしたところ、映画とはまた違った楽しみ方ができそうだと確信しました!

辻村さんが描くドラえもんの世界を、ぜひ体感してほしいです。

ドラえもんの映画観たことない、という方でもスッと入って行けるように、決して「常連ならではわかる」書き方、話の作り方をしないように気をつけたそうです。(辻村さん談)

誰にとっても最初の出会いになれるように。

辻村さん…愛ですね。

 

これを読んで悲しみを昇華させよう!それしかない!!

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